自分責めの真実

自分責めの真実

自分責めの真実

自分のことを責めちゃダメ。とは良く聞くものの、自分のことを責めてしまうのはなぜだと思いますか?

実は、それ、【頑張ってる気がするから】【自分だって努力している!】と感じることができるからやっているんです。人間の防衛本能と少し似ていますね。自分を責めることで、こんなに私はがんばっているけど、まだまだ私はダメなのね!・・・とその出来事に浸り、自分を責めて、自分を認めようとバランスをとろうとしているのです。

人には「罪悪感」というものがあるから“自分責め”してしまう

誰かにいじわるしてしまったときや、わかっているのに無視してしまったとき、噓をついてごまかしてしまったときや、ミスしてしまったとき。誰かのことを悪く思い、責めてしまったときなど。罪悪感を感じて、自分を責めてしまいます。

すると、その罪悪感は、違うかたちで表面的に“出来事”として現れるのです。
・車をぶつけてしまう
・料理中に指をきってしまう
・大事なものをなくしてしまう
などなど、自分責めは、まっっっったく良いことがありません。

では、なぜ人は、自分責めをしてしまうのでしょうか。
その答えが冒頭にお伝えした「頑張っている気がするから」です。潜在的に、自分を認めたく、自己肯定間を高めたいのです。

結果、何も積みあがっていない

頑張っている気だけしている自分に自惚れしていたことが気づけましたね?
恥ずかしいですよね。でも、ここで気づけてよかったですね。気づけたのですから、もう自分を責める行為は今日から辞めましょう!おしまいです!

【今日から禁止にすること】
・自分責めすること
・ダメだしすること

自分責めを辞めたら何を始めればいいのか

コツコツ目の前のことを積み上げ、そのことだけをフォーカスしましょう!

コツコツはとても地味なので、積み上げていくのを集中できずに怠ってしまい飛ばしてどんどん違うことをしようとしてしまう方もすくなくありません。

けれど、子育てにも同じことが言えますが、コツコツを怠り、「これくらいいいだろ」と飛ばしてコツコツをやっていくと・・・飛ばしたぶんは後で人生の中で必ずしっぺ返しが来るのです。

子育ても同じですね。。。
早く歩かせたい気持ちが先走って、バンボや歩行器に無理やり早い段階から乗せてしまうと、「自分で座る」「自分で歩く」「自分でコツコツやる」ということを親が手助けしてしまい、「自分でやる」を飛ばしてしまうので、あとから本人の足が悪くなってしまったり、腰が弱くなってしまったり、必ず飛ばしたところに対してのよくない出来事が自分へ返ってきてしまいます。

ですので、コツコツは必須。
コツコツは本人が昨日までの自分に勝つコツ。なのです。

荒木 かおり心の教育.netのカウンセラー・ライフスタイリスト

投稿者プロフィール

東京・新宿にある新宿御苑工房を夫婦経営する経営者。そして、職人(革製品・ハイブランド修復師)。ヒト、モノ、コト、そしてココロを大切にするという本質を伝える。本質的なココロを愛し、何よりも自分を愛そうという輪を広げ活動中。

自分の人生を歩みながら背中を見せるカウンセリング方法を指示。カウンセラーとして子育て塾なども開催し、LINEカウンセリングで生活の中に身近に感じられるカウンセリングを推薦している。

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